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表題作作る少年、食う男

ウィルフレッド・ウォッシュボーン
28歳,検死官
ハル
16歳,孤児,男娼

その他の収録作品

  • 旦那様の休日
  • あとがき

あらすじ

港町マーキスで検死官を務めるウィルフレッド。耳慣れぬ職業、銀髪に暗青色の瞳、高い身分を持ちながら社交界に出入りせず独り身を貫く彼はいつしか人々の間で「北の死神」と呼ばれるようになっていた。そんなウィルフレッドが出会ったのが、孤児院出身で男娼のハルだった。料理の勉強がしたいと屋敷に出入りするようになったハルは、ウィルフレッドに生きた人間の肌の温もりを感じさせた。それは北の国からこの街に流れ着いて初めて知る感情、<愛しさ>を彼にもたらすようになる。ところが些細な行き違いからハルが街の荒くれ者たちに囚われ、嬲られるという事件が起こり・・・。男前で誠実な旦那様とはねっかえりな使用人兼助手が、近世ヨーロッパ風港町で巻き込まれる事件と恋の嵐!
(出版社より)

作品情報

作品名
作る少年、食う男
著者
椹野道流 
イラスト
金ひかる 
媒体
小説
出版社
二見書房
レーベル
シャレード文庫
シリーズ
作る少年、食う男
発売日
ISBN
9784576051161
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