表題作花の束縛
- 攻浜野純也
- 借金のカタに友裕の体を要求する金融屋
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- 受井関友裕
- 借金を抱えた旅館の跡取り息子
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あらすじ
伝統ある老舗旅館「井関」の跡取りである井関友裕は、旅館が多額の負債を抱えていることを金貸しの浜野純也に告げられ、一週間の猶予と引き換えに身体を要求される。
「高峰の花を手折るのは楽しそうだ」―卑劣な浜野の条件を、愛する旅館のため友裕は受け入れた。
一夜だけの悪夢のはずだった。
だが「井関」の経営アドバイザーとなった浜野は、約束を無視して友裕を何度も抱く。
他の人間には誠実な顔を見せながら、友裕を脅して底無しの快楽で縛る浜野という男が理解できず、友裕の心はかき乱されていくが…。