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表題作吐息まで罪の色

結城章博
行方不明の恋人を探している経済ヤクザ
松崎晴海
記憶を無くし花園海として生きる

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  • あとがき

あらすじ

男娼の海は、突然、経済ヤクザの章博の愛人になるよう命じられる。
海が、彼が探し続けている行方不明の恋人・陽海にそっくりなのだという。
「少しずつ、濡らしてあげよう」つらい行為しか知らなかった海に与えられる、甘い愛撫。
一途に恋人を求める章博の熱に揺さぶられながら海は思う、身代わりでもいい、この温もりに包まれるのなら。
いっそ、自分が陽海だったらよかったのに、と…。
すべてを失っても、この想いだけ残ればいい―狂おしいまでに求める、ただひとつの愛。

作品情報

作品名
吐息まで罪の色
著者
柊平ハルモ 
イラスト
笹生コーイチ 
媒体
小説
出版社
プランタン出版
レーベル
プラチナ文庫
発売日
ISBN
9784829623084
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