表題作花の檻
- 攻鳳城 橘平
- 能楽師、鳳城宗家跡継ぎ、高校生、17歳→18歳
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- 受室崎 左近
- 27歳、能楽師、鳳城分家
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あらすじ
男との醜聞で二年前に故郷の京都を追われ、東京に移り住んでいた美貌の能楽師・左近。
だがある日ふいに京都に呼び戻され、宗家の息子の橘平と舞うことになる。
こうして再び京都で舞台を踏むことになった左近だが、凛々しく成長していた橘平に「子供の頃からあなたを手に入れることだけを考えてきた」と、身体を求められる。
二年前の事件で恋人を失い、心がうつろな左近は、請われるままに身体を許すようになるが―。