表題作罪深き夜の僕
- 攻八木沢達郎
- ヤクザ 人を殺めた夜真紀と出会う
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- 受刈谷真紀
- 神父 ドイツ人とのハーフ
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あらすじ
敬虔な神父である刈谷真紀には忘れられない思い出があった。
3年前の冬、「懺悔を、聞いてくれるか?」と現れたヤクザ・八木沢達郎。
人を殺してきたと衝撃的な告白をした彼に、無理やり犯されたのだ。
忌まわしい罪と思う反面、たった一度会っただけなのに深く澄んだ闇色の瞳と、凄惨な翳りを持つ八木沢が忘れられない真紀。
おだやかに過ごしながらも八木沢のことが頭から離れない真紀の前に八木沢が「忘れられんかった」と再び現れて―。