表題作松風の虜
- 攻伊藤征親
- 39歳,睦月の兄である宗家の秘書
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- 受佐生睦月
- 25歳,茶道家元の次男
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あらすじ
「堪能されましたか?」恋焦がれていた男に抱かれ、狂うほど泣かされた後、そんな台詞が冷たく落とされた。
茶道宗家・佐生家に生まれながら、その家を出た睦月。
彼を次期家元にと、当代家元の秘書である伊藤征親が迎えにきた。
征親を断ち切りたいがため家を出た睦月は宗家継承を拒むが、征親はそんな睦月を快楽で縛りつけて言うがままにしようとする。
愛とは遠い、望まぬ関係。
睦月の絶望は、狂おしい渇愛へと変わっていくが…。