表題作愛という果実
- 攻門脇大志
- 26歳、自動車メーカーのディーラー
-
- 受倉科朔
- 25歳、サービスエンジニア
-
あらすじ
「俺が一流の男に育ててやる」全てが一流なのに、恋愛に対してピュアで不器用な大志を、いい男に育てるのが趣味と憚らない倉科朔は超美形のエンジニア。その恋人、自動車ディーラー・大志の“完璧な男”の仕上がりはまだ遠い。幸せに見守ってきた朔だったが、大志の裏切りにショックを受ける。仕事を計算するのはいいけど、生き方を計算するのは腹が立つのだ。一方、朔が離れることなんて想像もしなかった大志は、後悔を募らせ、一つの決意をするけど……。