表題作龍の爪痕
- 攻香久山皓一
- 松波会香久山組組長、29歳
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- 受藍原柊
- 山科総合病院外科の敏腕医師、27歳
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あらすじ
外科の敏腕医師である藍原柊は、凶弾に倒れた極道の組長―香久山皓一の命を救う。
命の恩人であり、類い希な美貌を持つ柊は、香久山に惚れ込まれる。
柊は極道を嫌悪していた為、不遜な態度を取っていたのだが、逆に度胸があると香久山をはじめ、組員からも気に入られてしまう。
そんな折、同僚医師から襲われているところを、香久山に助けられる。
借りを返す為に、柊は香久山に躰を差し出すことになり、心とは裏腹に躰は次第に慣らされる。
ところが、傷が治り退院した香久山は、柊に一切連絡を取ってこなくなり…。