表題作恋の片鱗 記憶の欠片
- 攻黒城
- 大人の色香の滲む輸入玩具を扱う会社の社長
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- 受綾織青一
- ある夢に悩む高級クラブのバーテンダー
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あらすじ
バーテンダーの綾織は毎夜のように見る夢に悩まされていた。
夢の中の綾織は『桜田』という男で、不治の病のため愛する『彼』を残して逝く事を嘆いていた。
ある日、店の常連である黒城の腕に『桜田』が『彼』に贈ったものと同じ時計を見つける。
それに触れた途端、綾織は無意識に『桜田』のセリフを口にし、意識を失ってしまう。
目覚めた綾織は、目の前にいる黒城が『彼』で自分が『桜田』の生まれ変わりだと知らされ、身体で思い出せと押し倒されるが…。