表題作罪喰い
- 攻楢崎雄矢
- 35歳,瑛の兄.ジゴロ
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- 受楢崎瑛
- 書道家
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あらすじ
貞淑だった躯は、娼婦のそれとなる――
「俺なしではいられないくらい、何度だって抱いてやる」
見合いを経て婚約間近の瑛は、慕っていた兄の雄矢に監禁され、昼も夜もなく躰を繋げられてしまう。多くの女を虜にしてきた雄矢からの激しい劣情に瑛は翻弄され、雄矢に触れられるだけで発情する躰に躾けられていく。
力ずくで躰を奪っておきながら、瑛の世話をする時には壊れ物でも扱うような雄矢に、瑛は雄矢の想いの深さを思い知る。だが、二人きりの生活は突然破られて―。