表題作烙印の夜に逢う
- 攻ニコラエ・アウレリアン
- 落ち着いて品の良い謎の画商
-
- 受藤枝誠一
- 冷ややかな美貌を持つ代議士秘書
-
あらすじ
ルーマニア人の血を引く誠一は、銀座の画廊でいつも夢に出てくる風景の画を見かける。
そこでニコラエという紫色の瞳に豪奢な金髪を持つ男と出逢い、自分にそっくりな肖像画を見せられた。
肖像画の秘密を知るため、何度もニコラエの滞在するホテルを訪れるうちに、誠一はすべてが謎に包まれた彼の不思議な魅力に惹かれていく。
しかし、己の牙で女性の血を啜るニコラエの姿を目撃してしまった誠一は彼に囚われ、彼と肖像画の人物の秘密を知らされるが…。