表題作ただ一人の男(3)
- 攻尾崎一雅
- 元ヤクザの組長の不動産会社社長
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- 受如月巳波
- 感情の起伏がないバーテンダー
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あらすじ
幼い頃のトラウマで人間を『もの』としか見られなくなった如月巳波だったが、この世でただ一人の人間でありただ一人欲しいと思った男である元極道の尾崎一雅と恋人として結ばれ、平穏な日々を送っていた。
だが、出向先のバーで巻き込まれたクスリ絡みのトラブルから、身辺に不穏な動きが起こり始める。
そしてそんな中、如月の内面にもゆるやかな変化が訪れていた。
尾崎の『特別』なものに対する奇妙な苛立ち―それは如月が初めて感じる『独占欲』と言ってもいい感情だった…。
大好評ビター・ロマンス第三弾。