表題作寵辱―灼熱に抱かれて
- 攻ハリード
- 28歳,王太子
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- 受アシュール
- 23歳,美貌の亡国の王子
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あらすじ
親族救出の代償として、王太子・ハリードの愛妾となった亡国の王子・アシュール。
亡命当夜、高慢な支配者として君臨するハリードは、穢れを知らないその体を我が物とした。
「おねだりの仕方は教えたはずだぞ」残酷なハリードの囁きが、アシュールに残された王子の誇りを屈辱に濡らす。
一糸纏わぬ姿に身につけるのを許されたのは、アメジストの首飾りのみ。
けれど灼熱に侵された朝、アシュールの髪を撫でる彼の仕種が、額に落ちる淡いキスが、優しく感じられて…。
征服される愛。