表題作雪花の契り
- 攻桂木尭弘
- 元親友で桂木商会社長,25歳
-
- 受花房薫
- 伯爵家子息,25歳
-
あらすじ
「帰ってきたよ―おまえに復讐するために」花房伯爵家の跡取り・薫の前に現れたのは、かつての親友であり、忘れられない男・桂木だった。
学生時代、薫の父の商略により桂木家は破産。
全てを失い単身アメリカへ留学する彼を、薫は物陰から見つめるしかなかった。
八年後、艶めく容姿の薫とは対照的に精悍な風貌となって男は戻ってきた―瞳に憎悪の光を宿して。
複雑な想いを胸に秘めた薫は、憎しみをぶつけるような口づけに翻弄され。