あらすじ
時は明治。
帝都・東京で囁かれる、死体が上がらない“妖し沼”の噂―。
新米編集者・香月真澄は取材のため、“妖し沼”を訪れる。
それ以来、奇怪な夢を見るようになった。
夢の中で沼に咲くのは、亡者の顔をした蓮の花。
決まって漂う、沈水香の残り香。
そしてその頃、ある芝居が人気を呼んでいた。
それは美しい人形による男女の心中もの。
担当作家・泉鏡花に誘われ、その芝居を観にいった香月が、そこで目にしたものは。
作品情報
- 作品名
- 鏡花あやかし秘帖 からくり仕掛けの蝶々
- 著者
-
橘みれい
- イラスト
-
今市子
- 媒体
- 小説
- 出版社
- 学習研究社
- レーベル
- もえぎ文庫
- 発売日
- ISBN
- 9784059040460