表題作この愛、売ります
- 攻汐崎秀
- 在学中に起業した汐崎エンタープライズ副社長
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- 受相葉哉都
- ある誤解から攻様の愛人となるジゴロ
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あらすじ
哉都の前に札束を積んで「俺がおまえを買う」と言う男―今では大企業の副社長を務める汐崎は、哉都が学生時代に淡い恋心を抱いた相手。
「俺は優良物件だろう。家族もないから頻繁に通える」朴念仁のくせに傲慢な態度の汐崎に、契約愛人としてプライドを刺激された哉都は、揶揄うつもりで汐崎と愛人契約を結んだ。
けれど、まるで新婚のような汐崎との生活も、予想外に情熱的で優しい汐崎の愛撫も、哉都には落ち着かない。
愛を売ることに慣れた心と身体が溶かされる…契約ロマンス。