表題作背守の契誓
- 攻小野貴志
- 小野家の新当主、20代後半
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- 受嵩叢由良
- 小野家の先代だった貴志の兄(故人)の背守
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あらすじ
背守として小野家当主に仕え、人智を超える力を持つ清楚な美貌の由良。
主が急死し、次の当主である貴志の背守に力を移すため殉死する運命だった由良は、貴志に身を穢されてしまう。
貴志に恐れを抱く由良だが、共に生活するうちに、身を穢したのは背守の力を失わせ自分の命を救うためだったと知る。
不器用だが貴志の優しさに触れ、惹かれ始める由良。
しかし、背守の力は失われていなかった。
貴志の背守にはなれないため、由良は死ぬ覚悟を決めるが―。