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表題作帝都万華鏡―梔子香る夜を束ねて

紘彦
材木問屋の御曹司
春洋
日本画を学ぶ吉原遊廓生まれの学生

あらすじ

すべては勘違いからはじまった―。
ときは大正。
女たちがひしめき合う吉原遊廓で生まれ育った横山春洋は、帝都の一高をやめ、いまは京都で絵画を学ぶ身。
久しぶりの実家で座敷にあがった春洋は、馴染み客の息子・岡野紘彦と出逢う。
紘彦からのまっすぐで無垢な求愛に、心惑わされる春洋。
惹かれ合うもすれ違うふたりは―。
濃艶な文体で綴られる、切ない恋物語。
待望のシリーズ第二弾。

作品情報

作品名
帝都万華鏡―梔子香る夜を束ねて
著者
鳩かなこ 
イラスト
今市子 
媒体
小説
出版社
講談社
レーベル
X文庫ホワイトハート
シリーズ
帝都万華鏡―桜の頃を過ぎても
発売日
ISBN
9784062865173
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