表題作運命の花嫁
- 攻クレイグ・ヒース・シーモア
- 伯爵家嫡男で軍人
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- 受海棠連
- 17歳、病弱で気弱な少年
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あらすじ
喘息を患い三歳の頃から十三年間、英国の療養所で誰にも顧みられずに育った海棠蓮は、療養所に慰問に訪れた侯爵夫人に不憫がられて侯爵家に引き取られることになった。
そこで蓮は、次期侯爵の友人で、明るい栗色の髪に金色の瞳を持つ精悍な容姿のクロムウェル伯爵家の跡継ぎ、海軍大尉のクレイグ・ヒース・シーモアと出会う。
蓮を少女と勘違いしたクレイグに求愛され、その誤解をなかなか解くことができないまま、蓮は強引なクレイグに流されてしまうが―。
日本人の少年と英国貴族の繰り広げる華麗な束縛愛。