表題作凍る月~紅の契り~
- 攻梁井轟
- 美術鑑定家・光陽の契約者(獣人)
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- 受鳳光陽
- 20歳,梁井の契約者(餌)
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あらすじ
幼なじみの亨が失踪して数カ月…。
鳳光陽は、気がかりな思いを隠しきれずにいた。
そんな風に亨を心配する光陽を、同居している梁井は面白く思っていない。
梁井と光陽は、ある「契約」を結んでいた。
その「契約」は、光陽が死なないために必要で、光陽が梁井に身体を与えることで成り立っている。
感情が追いつかないまま身体を重ねることに、戸惑い、ただ翻弄される光陽に反して、梁井は執拗な独占欲を芽生えさせていた。
しかし、失踪している亨もまた、光陽と「契約」するために動き出していて…。
一人を巡りぶつかり合う『同種』達のワイルドラブ。