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表題作タリオ

タリオ
No.2の大幹部・鷹司貴誉彦
桜庭那臣
タリオの幹部・神父の服をまとう

あらすじ

 近未来の日本。 犯した罪と同じ裁きを行う影の組織『タリオ』があった。 タリオの理念は、『目には目を、歯には歯を...』だ。 <P> 愛する桜庭が心身に受けた傷を癒すためと、彼の経済的な援助を目的として、タリオの幹部鷹司は自分が引き受けた物件にかかわらせる。 不良少年たちをそそのかし、双子の妹と婚約者を殺させた高口璃沙への同害報復だ。 桜庭は、鷹司に捨てられる青年役を演じ、璃沙を欺す。 同じころ、身体に『Guilty』と焼き印をおされた男女が日本中で発見される。 彼らは、公衆の面前で醜態をさらすことを強要され、社会的に葬られてゆく。 タリオとは別の、復讐を生業とした組織の関与が疑われるなか、ナイトストーカーの異名を持つ、お調子者だが曲者の夜刀宗一郎と彼の使徒ダンテが、桜庭と鷹司に絡んでくる。 タリオの幹部としては末席の桜庭だが、上位の大幹部のみが集められる上部会への出席を求められ、挙げ句に失態を曝してしまう----が、夜刀はそんな桜庭に興味を持った。

作品情報

作品名
タリオ
著者
山藍紫姫子 
イラスト
ライトグラフII 
媒体
小説
出版社
フロンティアワークス
レーベル
ダリア文庫
シリーズ
背徳の聖者たち
発売日
ISBN
9784861342226
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