表題作ツァリーヌの接吻
- 攻国東嵩充
- 受様の店の新オーナーで暴力団の幹部
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- 受蓬生律
- 亡き母の店の為攻様に身を許すバーテンダー
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あらすじ
亡き母と兄の思い出が残るバー『ツァリーヌ』。
その空間を守る為、仕事を辞め店を継ぐことを決めた蓬生。
だが、葬儀後に発覚した多額の借金によって、店は人手に渡ってしまう。
打ちひしがれる蓬生の前に新たなオーナーとして現れたのは、十数年前に彼を支配し凌辱の限りを尽くした男・国東だった。
「店を手放すか、身体で支払うか、好きなほうを選べ」男は冷酷にそう告げた。
消し去りたいと強く願っていた過去が抱かれることで蘇り―。