表題作野良猫とカサブランカ
- 攻須田隆利
- 所轄の刑事,元警視庁のキャリア
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- 受仲井律
- 22歳,ライブハウスのバーテンダー
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あらすじ
男に飼われていた過去を持つバーテン・律は、どこか陰のある傲慢な刑事・須田に捜査の協力を頼まれる。母譲りの美貌と線の細い躰に反して生意気な律の反応を面白がり、挑発してくる須田。憤りを隠せない律だったが、消し去りたいはずの過去を互いに抱えながらも、対峙する強さをもつ須田に掻き乱されていく。意地の張り合いと酒の勢いから、律の中に眠る被虐の血を呼び起こす須田だったが…。責め苦に悶え悦ぶ罪深い躰を思い知らされた律は!?
出版社より