表題作恋は舞い降りた
- 攻玲音
- 蓬国の白州を統治する白氏の当主,18才
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- 受火苑
- 蓬国の黒州を統治する黒氏の末息子,玲音の許婚
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あらすじ
生まれながらに白州を治める白氏の嫡男・玲音の許婚と定められていた黒州黒氏の末子・火苑。玲音の成人とともに執り行われる婚礼の儀のため黒氏の館を訪れるが、初めて顔を合わせた玲音は昔見た肖像画の中の少年ではなく、自信に満ちた大人の男になっていた。そして「男同士の結婚など気に食わないのはお互い様だ」と傲慢に言い放ち――。
あじみね朔生の東洋的恋物語(オリエンタル・ロマンス)集。
出版社より