表題作Blue Rose
- 攻客たち
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- 受青
- ブルーローズと呼ばれる最高級の男娼
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あらすじ
親の縁薄い実業家の高瀬、己のSM嗜好に悩む医者の三津井、自殺願望を持つ大学助教授の小鳥遊―。
そんな男たちのもとへ、「愛を売る」という青年がやってきた。
1週間という期限つきで愛を売る彼の名は、百瀬青。
「ブルーローズ」と呼ばれる、最高級の男娼である。
完璧に整った容姿、快楽を知り尽くしている身体。
そして、何よりその透明な存在感で、青年は彼らの翳った心に急速に入り込んで…?―新感覚派の榎田尤利が描く、エキセントリック・ロマンス。