表題作夜毎の鎖
- 攻桐原郁/楡井宗太郎
- 住み込みで働く男/資産家
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- 受柾木将
- 秘書的存在の男
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あらすじ
多額の借金を抱え込んだ桐原郁。
彼はその返済のため、ある資産家の邸宅に、住み込みで働くことになった。
数日は何事もなく、未来への希望も見えてきていた郁だったが、ある日を境に、平穏な夜は奪われた―。
「君が、将を可愛がってやるんだ」雇用主の宗太郎とその秘書的な立場の将。
ふたりが恋人同士だと思っていた郁は、その命令に驚愕し、またいくら雇われている身とはいえ、と抵抗を示す。
だが、その態度に憤った宗太郎は、郁にではなく将に罰を与え始めて…。
もはや、郁の選択肢は1つしか残されていなかった…。