表題作溺れる獣
- 攻大神彰永
- 永神会会長の息子,25歳
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- 受月岡瑛
- 永神会顧問弁護士,33歳
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あらすじ
ある週末、弁護士の月岡瑛は顧問を務める暴力団永神会会長の息子で、瑛のかつての教え子でもある大神彰永に攫われる。生意気な高校生だった彰永は、永神会を金で支える有望な後継者、そして雄の色気を強烈に放つ『男』に成長していた。瑛を父の愛人だと思い込み奪おうとする彰永。誤解はとけるものの、瑛は彰永が八年もの間自分に恋焦がれていたという意外な事実を知る。開き直った彰永に執拗に肉体を弄ばれた瑛は怒り、断固として彼を拒んだが、図々しい年下の男は翌日から手段を選ばない求愛を始めてしまい――。
出版社より