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表題作彼の寡黙な唇

弓削大我
新進のシナリオライター、高校時代の先輩
笹色怜
ある事情で攻様の隣室に住込む編集者、後輩

あらすじ

取材で新進脚本家を訪問した編集者の笹色。その脚本家は笹色が恋愛に臆病になった原因の男・弓削だった。―高校時代、好奇心にかられた情事の現場を、憧れていた先輩の弓削に踏み込まれ罵倒されて以来、笹色は自らの恋愛を封印してしまった。嫌悪に歪んだ彼の眼差しが忘れられない…。―しかし、数年後、弓削との再会で彼が笹色に嫌悪感を抱いていないことを知る。寡黙な彼が時折見せる微笑みや優しさが嬉しくて、笹色は封印したはずの恋心を抑えられなくなり…。

作品情報

作品名
彼の寡黙な唇
著者
火崎勇 
イラスト
奥貫亘 
媒体
小説
出版社
海王社
レーベル
ガッシュ文庫
発売日
ISBN
9784877245627
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