表題作恋愛螺旋
- 攻一条征士
- 大財閥の跡取として育てられた受様の従兄弟
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- 受一条夏生
- DNA関係の研究をしている大学院生
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あらすじ
父を亡くした事で、自分が財閥・一条グループ総帥の孫だと知った一条夏生は、実の祖父に会いに本家へと出向いた。そこで初めて従兄の征士と顔を合わせたものの、男は本家に滞在を決めた夏生に対して不快感を隠そうともしない。反発しあう二人だったが、ある日、夏生のもとに脅迫状が届けられた事に征士は素っ気ないながらも夏生の身を案じた。威圧的ながらも印象的な瞳に見つめられ、出会った時から感じていた夏生の中の不思議な感情が、次第に大きく膨れ上がっていくのがわかり──。
出版社より