表題作華と蝙蝠
- 攻蝙蝠の旦那
- 妓楼「蝙蝠」の楼主
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- 受士郎
- 蝙蝠の用心棒剣士、23歳
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あらすじ
「……閨でだけ、呼ぶのを許してやるよ、俺の本当の名前を……」
江戸・吉原。遊郭の主・蝙蝠のもとに売られてきたのは武家の青年・士郎。美しい顔に何かを秘めた瞳を持った士郎に興味を覚えた蝙蝠は、その無垢な躰を散らそうと考えるが、いきなり手合わせを申し込まれる。そこで、勝てばお前の躰を好きにすると蝙蝠は言い放ち、向き合うが!? 互いに何か秘密を抱え、永き孤独に生きる彼らの、切なくも不器用なほどの烈火の恋!!
出版社より