あらすじ
ニューヨーク市警の警官として活躍しているケイン・ウォーカーは、自分に他の同僚と違うところがあることを意識していた。彼はゲイだったのだ。ある日、クリストファー・ストリートのゲイが集まるバーで、メルとであったケインは急速に彼に惹かれていく。メルは幼いときから辛い日々を過ごしてきており、とても傷つきやすく、それでいてピュアな心を持っていた。二人はやがて本当の恋に落ちていく。そんなある日、メルは犯罪に巻き込まれ、負傷する。犯人はなんとケインの同僚のダニーだった。更にケインはメルの昔の恋人ジョッシュから、メルの想像を絶する辛い過去を聞き絶句する。愛するものを失うことの恐怖の中で、ケインはメルの掛け替えのなさを知り、両親にカミングアウトすることを決意、メルと共に帰郷する。ケインの同性のパートナーを見た母エイダは、深い混乱に陥るが、やがて理解を示すようになる。ニューヨークに戻ったケインを待ち受けていたのは、同僚で彼もまたゲイであるゴーシュの死だった。そしてふたりは…。(ブックレットより転記)