だましたのは、お互いさまだ――。

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表題作花の棲処に 東景白波夜話

吉田誠志
無愛想エリート刑事
花村林蔵(おりん)
ちょっと気が強い女装少年

あらすじ

盗人たちをめぐる、もうひとつの愛憎劇!
ときは大正。“おりん”こと花村林蔵(はなむら・りんぞう)は、湯島(ゆしま)の陰間茶屋(かげまぢゃや)で下働きをしていた。いずれは、男娼(だんしょう)としてひとり立ちしなければならない身だ。
その茶屋をのぞきに最近よく来る男が、土砂降りの雨の日、ずぶ濡れで立ちつくしていた。おりんはいたたまれず、番傘を手に飛び出す。こうして、吉田(よしだ)刑事とおりんは出会う。ふたりはやがて恋にも似た思いを抱くのだが……。知られざる、もうひとつの愛憎劇!
出版社より

作品情報

作品名
花の棲処に 東景白波夜話
著者
鳩かなこ 
イラスト
今市子 
媒体
小説
出版社
講談社
レーベル
X文庫ホワイトハート
シリーズ
東景白波夜話 暁闇に咲う
発売日
ISBN
9784062866163
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