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表題作さようなら、と君は手を振った

芦屋誠一
氷見啓介

その他の収録作品

  • 夏の果実

あらすじ

芦屋誠一の従兄弟、氷見啓介が田舎から上京してきた。実家の旅館を継ぐために、都内にある知り合いのホテルで経営を学ぶというのだ。
啓介との再会は、誠一にとって懐かしくも後ろめたくもあった。十年前の夏、高校生の二人は恋に落ち、誠一は、「高校を卒業したら迎えにくるから一緒に逃げよう」とい啓介に約束した。しかし、都会に戻った誠一が約束を果たすことはなかった。
そんな過去から気まずい再会になるかと思いきや、啓介は過去にいっさい触れず、誠一と出会えたことを喜び、優しく微笑むだけだった。責められずに済んで安心した誠一は、十年前と変わらずに優しくなぐさめ抱き締めてくれる啓介に、どこまでも甘え続けるが…。
――従兄弟の誠一を一途に愛し尽くす啓介と、その想いを利用しようする誠一。すれ違う二人の切ない恋の物語。
ergo掲載原稿に加え、その後の二人の日常の一コマを書いた、描き下ろしを収録!(裏表紙あらすじより)

作品情報

作品名
さようなら、と君は手を振った
作画
深井結己 
原作
木原音瀬 
媒体
漫画(コミック)
出版社
蒼竜社
レーベル
Holly comix
シリーズ
さようなら、と君は手を振った
発売日
ISBN
9784883863730
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