表題作花喰いの獣
- 攻篠塚朋光
- 気持ちは今もヤクザのラーメン屋店主
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- 受多和田恒一
- 米国留学経験も有る心理カウンセラー
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あらすじ
女を抱くたび頭の中にチラチラ浮かぶ顔──組の解散を機にラーメン屋の店主となった篠塚を悩ませる幻像は、元組長の恋人の主治医である精神カウンセラー多 和田の淫らな姿だった。元極道の自分とは住む世界の違う穏やかで清廉な多和田を汚すわけにはいかない…そう思い距離を置こうとする篠塚だが、押し込もうと すればするほど、眠っていたはずの己れの中の獣が目覚めようとし──。
(出版社より)