愛しても、愛されてもいけない──

  • 紙書籍【PR】

表題作華の涙

森谷一威(かずい)
帝大生、材木商の息子
毬村乙也
震災で家族を失った

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

震災で家族を亡くした乙也は、売られた奉公先で暴行されそうになったところを、家の跡取りである一威に助けられる。一威の計らいで病に伏せる次男・文紀の世話係となり、恩に報いようと懸命に仕えた。しかし兄に異様な愛着を示す文紀に、自分の身代わりとして一威に抱かれろと命じられる。誠実でいつも優しく見守ってくれる一威に心を寄せていた乙也だったが、文紀の情念に操られるかのように彼を誘惑しようとした。軽蔑の眼差しで拒絶されても、服を脱いで一威の前に跪き──。
(出版社より)

作品情報

作品名
華の涙
著者
剛しいら 
イラスト
御園えりい 
媒体
小説
出版社
プランタン出版
レーベル
プラチナ文庫
発売日
ISBN
9784829624609
PAGE TOP