表題作血鎖の煉獄
- 攻国友悟
- 20歳,大学生でモデル
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- 受国友義政
- 36歳,心療内科医
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あらすじ
「俺たちを繋いでいる『血』が邪魔だ…。あんたにしか欲情しないんだよ。父さん…」。
「他人に軽々しく触らせてんじゃねぇ。父さんはもう俺のもんだってこと、今からたっぷりと教えてやるよ」心療内科医の国友は、16歳しか歳の離れていない息子とふたり暮らしをしている。穏やかで優しい性格の国友と違い、クールで野生的に育った息子の悟は、仕事尾のモデル業にふさわしく、他人を惹きつける絶対的なカリスマ性を持っている。
しかし、その悟が異常なほど独占欲を示すのは、父親の国友に対してだけだった。国友の周りの人間を嫌う悟の独占欲はある出来事で更にエスカレートし・・・。
乱暴な執着愛によって寝室で壊される親子関係。