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表題作文殊丸

冬弦
高位の僧侶、27歳
文殊丸
上稚児、15歳

あらすじ

時は平安のある春のころ、天桃山の瑞調寺近くの森に白い鳥が姿を見せるようになった。気味の悪いことに、鳥は夜な夜な文殊丸の名をさえずり続けていた。僧侶たちは、鳥に死霊が取り憑いているのではないかと怯え、調伏を冬弦に頼む。そんななか瑠璃若とウロは、興味津々で鳥を見に出かける―。恋しい人、親、子を想う心、人を赦し受け入れる心を、優しい眼差しで描いた愛のお話。

作品情報

作品名
文殊丸
著者
須和雪里 
イラスト
紺野キタ 
媒体
小説
出版社
蒼竜社
レーベル
Holly Novels
シリーズ
花芽と狼
発売日
ISBN
9784883863792
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