表題作夢見る金糸雀は愛を囀る
- 攻時田元親
- 貧乏バイト大学生、20歳
-
- 受葛城珊瑚
- 元新興宗教巫女、20代半ば
-
あらすじ
教主である父によって、教団に融資する男達へ身体を捧げる、巫女として役割を強いられてきた珊瑚。籠の鳥として生きていた彼が教団から逃げ出しm行き倒れていた所を拾ったのが大学生の元親だった。咄嗟に記憶喪失と嘘をついた珊瑚に、年下の青年は何も聞かずに居場所を作ってくれていた。温厚な元親と穏やかで優しい日々を過ごすなかで、彼に何も帰すことができない珊瑚は、ただ一つ自身に残されたその身体を「恩返し」に委ねようとしたが・・・。
(出版社より)