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表題作咲くや、この花 左近の桜

夢と現の間から訪れるもの達
桜蔵
「左近」の長男、16歳

あらすじ

春の名残が漂う頃、「左近」の長男・桜蔵のもとに黒ずくめの男が現れて、「クロツラを駆除いたします」という怪しげな売り込みのちらしを置いていった。数日ののち、離れに移ってきた借家人の骸が押し入れから転がり出た。そこへくだんの男が現れて言うには、クロツラに奪われたタマシイを取り戻せば息を吹きかえすと…。魂を喰う犬を連れた男、この世の限りに交わりを求める男、武蔵野にたたずむ隠れ宿「左近」の桜蔵を奇怪な出来事が見舞う…。夢と現が交錯する蠱惑の連作小説シリーズ第二作。

作品情報

作品名
咲くや、この花 左近の桜
著者
長野まゆみ 
作画
長野まゆみ 
媒体
小説
出版社
集英社
発売日
ISBN
9784048739238
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