そこに愛はないのだと、ただ自分にいいきかせた。

  • 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作片戀がふたつ

千住翔吾
受様の親友の弟で親の出版社勤務の営業マン
北山華禅
日本画の巨匠だった祖父を師とする日本画家

その他の収録作品

  • ちいさな花の永遠

あらすじ

恋焦がれていた幼馴染みの結婚式の夜、持て余す感情から逃れるように、華禅はその弟・翔吾に抱かれた。彼もまた、華禅に叶わぬ想いを抱いていると気づいていたのに、その恋情を利用して躰だけを与える醜悪さを嘲笑いながら―。それから三年。翔吾は足しげく華禅の家に通いその世話を焼く。己の領域を侵す男を無神経だと憎らしく思う一方、その存在はごく自然に、日常に馴染んでいった。まるであの夜、何もなかったかのように穏やかに過ぎていくが―。
(出版社より)

作品情報

作品名
片戀がふたつ
著者
結城瑛朱 
イラスト
沖銀ジョウ 
媒体
小説
出版社
ブライト出版
レーベル
ローズキーノベルズ
発売日
ISBN
9784861234361
PAGE TOP