表題作仮初めの婚約者
- 攻ローレンス・アーサー・レドモンド
- 侯爵
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- 受原沢菜月
- 姉の代わりに来た資産家子息の大学生、20歳
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あらすじ
「婚約者としての自覚を一晩かけて教えてやる」
オークションで姉が落札したのは、なんと英国貴族。姉の代理で城館に向かった菜月を出迎えた侯爵・ローレンスは、菜月に婚約者としてふるまえと傲慢に命令してきた。結婚は単なる契約で愛など必要ないという彼に菜月は戸惑うが、冷たい態度とは裏腹に口づけは熱く激しかった。共に過ごし、その不器用な内面を垣間見た菜月は、彼に惹かれ始めていた。ローレンスは姉の婚約者(もの)なのに――。だが、婚約披露会の夜、彼の逆鱗に触れた菜月は強引に抱かれてしまい!?