表題作誰かが見ている─標的─
- 攻瀬戸恭四郎
- アルバイト中の大学生,22歳
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- 受折坂史哉
- 会社員,30歳
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あらすじ
深夜残業のオフィスで、ひと気のない資料室で…。
何者かによってひどい辱めを受けた史哉は、以来性奴として隷属されられることに…。
折坂史哉は二十代後半のごく普通の会社員。今日もいつもと同じ日常が始まって終わるはずだった――。残業が深夜に及んだその日、史哉は何かの衝撃を受け、気がつくと全裸で吐精の様子を画像に収められていた。無言の悪意におびえる史哉。しかし嫌がらせは収まることなく、挙句には嫌われ者の同僚・林に現場を見られ脅されてしまう。性奴のような毎日に憔悴していく史哉を救ったのはアルバイトの瀬戸だった。持ち前のまっすぐな気性で林に対峙する瀬戸を、苦手意識を持っていた史哉も次第に信頼していくが…。
(出版社より)