表題作闇を抱いて眠れ
- 攻武田誠
- 33歳,六本木でバーを経営
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- 受西永直哉
- 31歳,記憶喪失で人殺し?
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あらすじ
過去の記憶を失くしたおまえに、俺の存在だけを刻みつけたいーー
断片的に蘇る記憶に怯え、全身で武田を頼ってくる直哉。他人と深く関わらないのが信条のはずが、独占欲と執着心は強まる一方で⁉︎
「俺は人を殺してしまった」。深夜、泥酔してバーに転がり込んできた、端整なスーツ姿の美青年ーーー。店主の武田は放っておけず一晩の宿を貸す。けれど翌朝、目を醒ました彼・直哉は、自分の名前と殺人の記憶以外、全てを忘れていた‼︎「俺が何者かわかるまでここにいさせて」そう言って縋ってくる直哉。彼は本当に殺人者なのか?怯える姿に庇護欲を刺激され、次第に劣情を煽られる武田だが⁉︎
(出版社より)