表題作若と馬鹿犬
- 攻長峰朗
- 腕っ節の良さと受様の好みの美貌を持つ護衛
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- 受乾御門
- 組長である父の跡目を継ぐ予定の頭脳派若頭
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あらすじ
二十代の若さで鬼哭会の若頭を務める乾 御門には、無口な美貌の護衛・長峰 朗が常に付き従っている。だが忠実なはずの朗が聞き分けのない犬のように御門を欲しがり、力ずくで抱いていることは誰も知らない。高校時代、同級生だった御門と朗――ある夏の出来事以外二人に接点はなかったが、御門の部下がたまたま朗を拾ってきたのがこの関係の始まりだった。朗はなぜ自分を抱くのか。掴みどころのない朗に御門は苛立つが……。
(出版社より)