泰誠のためなら――命はおろか、誇りを捨てても悔いはない

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表題作片翼の皇子(下)

宥泰誠
24歳,匡祖氏の長
佳宵
18歳,翰帝国皇子

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

自ら帝国の捕虜となり死を待つばかりの泰誠を取り戻すため、都へ乗り込んだ佳宵。しかし待っていたのは帝国兵や醜悪な怪物たちによる逃れられない凌辱だった――

魯封氏の陣を逃れ、互いの想いを確認し合った佳宵と泰誠。しかし泰誠は佳宵を逃すため帝国の捕虜となってしまう。奪還のために志都とともに帝国へ潜入した佳宵だったが、牢の鍵と引き換えに敵兵への奉仕を余儀なくされる。しかし救出は叶わず、今度は見世物として帝や宦官の前で醜悪な怪物たちに犯されることに。自分が犠牲になることで泰誠の命が助かるのなら…それだけを心の拠り所に耐えがたい凌辱に耐える佳宵だが――。愛する者を守るために身を挺しあう草原の長・泰誠と、不思議な力を持つ双瞳鳥の子・佳宵の運命は……

(出版社より)

作品情報

作品名
片翼の皇子(下)
著者
矢城米花 
イラスト
伊東七つ生 
媒体
小説
出版社
二見書房
レーベル
シャレード文庫
発売日
ISBN
9784576110219
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