プーナ・ルナ

旅先で偶然出会った流行作家・結城茂と１７歳の少年・千堂尚道は、紆余曲折を経て、晴れて恋人同士となり、生活をともにするようになった。
養子縁組という形で、実質上の結婚を希望している結城の申し出に、まだまだ自分は相応しくないと、がんとして首をたてにふらない尚道。
３年後、２０歳で高校を卒業した尚道へのごほうびとして海外旅行をすることになり、ふたりで遠路はるばるタイへと向かう。
だが、かの地で彼らを待っていたものは…。