表題作ちるはな、さくはな
- 攻御須述実
- 24歳,双子の叔父,天才的な研究者
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- 受御厨澄
- 17歳,土地に縛られる自分を壊したい双子の弟
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あらすじ
17歳の御厨澄と烙。その際立った美貌と余りにも対照的な“天使”と“悪魔”にも思える性格で、誰もが惹かれ眉をひそめずにはいられない双子。彼らは、古くから土地を統べる御厨家のスキャンダルの象徴でもあった。だが、澄は己に潜む淫蕩な血に煽られ、“天使”と見做される事に苛立っていた。そんな時、御厨のもう一つの醜聞、叔父の延実の10年ぶりの帰郷を知る。この地に何の未練もないはずの生化学の天才がなぜ?澄は衝動的に延実の許へ!一方、烙は―。