表題作春いちばん
- 攻鏡沢俊一郎/歩波
- K大助教授/春実の同級生
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- 受雛瀬春実
- K大理学部助手、26歳
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あらすじ
誘い込むような絹の肌に童顔の美青年、雛瀬春実。
実は彼は名門K大学理学部・天童研究室の助手だった。
昼は白衣をまとい研究にいそしむが、夜はただ欲求を鎮めるために淫らな肌が男を求めてしまう。
そんな彼に同じ研究室の鏡沢俊一郎は本当の恋を教えてくれた。
「俺はあんたが好きや。
あんたと一緒に生きて、あんたと一緒に死にたいくらい好きなんや」姿を消した鏡沢に伝え切れなかった言葉。
春実は身代わりに親友の裕介の胸を叩く…。
温かく、少し切ないラブ・ストーリー。