あらすじ
2006年にリリースしていただいたPS2版の内容に、「花帰葬PLUS+DISC」収録の外伝、「花唄」と「a sight of petals red」の二本が追加
― 序章 ―
雪とは、終局を呼ぶものだと伝えられていた。
何もかもを終わらせてしまう、忌むべきものなのだと。
事実、今、雪は世界を浸食し、
徐々にとは言え確実に人々の生活を脅かし始めていた。
しかし、七つに分けられた国々では日々戦が絶えず、
降り止まぬ雪でさえそれを阻むことはできずにいた。
ある国に身を置く白羽根の予言師は、
この雪を”嘆き”だと云った。
人が人の命を奪うことを、主が嘆いているのだと。
それを信じるものは少なくなかった。
雪は人々の心まで侵しはじめていた。
人々は予言師に嘆きを止める方法を請うた。
予言師は、ひとつだけ、と答えた。
たったひとつを消せば、
せかいはまた続いてゆくのだと――
作品情報
- 作品名
- 花帰葬(PSP版)
- 媒体
- ゲーム
- 音楽
- 志方あきこ
- 脚本
- ユウミリク
- 原画・イラスト
- 夢各神ミサキ
- オリジナル媒体
- オリジナル
- メーカー
- プロトタイプ
- パッケージ発売日