表題作ZENTO多難な世紀末
- 攻御舟全人
- 金持ち・15歳
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- 受朱阪治太
- 絶世の美少年・16歳
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あらすじ
女の尻を追っかける事に情熱を燃やす御舟全人(15歳・茨城出身)は、無類の巨乳好き。荒削りな整った顔立ちをしているにも関わらず、変態過ぎるあまり、いつもフラれてばかり。中学校の卒業式が終わったその日、次の日からオーストラリアに一緒に旅行してくれる女の子を探していると、胸はツルペタだが全人好みのスーパー美少女を発見する。ところが、横断歩道を渡ってくるその少女に向かって小型バイクが突っ込んできた。全人は彼女を庇い、病院送りになるが、それがきっかけで少女とお近づきになる。そうして怪我も治り、明成学院の高等部に進学した全人。入学式の日、学校の敷地内で少女と遭遇する。ここは生粋の男子校。なんと、少女だとばかり思っていた“朱阪さん”は、男だったのだ。
まさか、男だったなんて…ショックを受けた全人は、それから朱阪治太(あけさかはるた・16歳)を避けるようになる。が、健気にも治太は毎日声を掛けてくる。見かねた治太の親友でオカマちゃん・西園寺純に、挨拶くらいはしろと「お願い(脅迫)」され、純に目にもの見せたい全人は、次の日、いつものように声を掛けてきた治太に家の合鍵を渡し、一人暮らしの自分の家に来るように仕向け、全人を人質にとることに成功。治太は毎日、全人の家に来るようになった。特に何をするわけでもなく、ただいるだけである。だが、全人の失恋記録が通算167回に達したある日、打たれた頬を腫らして帰ると、やはり治太がいた。甲斐甲斐しく世話を焼いてくれる治太にイラついた全人は、腹いせに治太を強姦してしまう…